こんにちは!ばっさー(@basa_228)と申します。
今回は、私がSBIネオモバイル証券で運用している個別株の運用報告をしたいと思っております。
結論から申し上げますと、現状プラスではあります。
SBIネオモバイル証券のメリットは、なんといっても端株(S株)投資をするには手数料が実質20円という格安さですね。
私は楽天証券をメイン口座にして投資信託を運用しており、SBIネオモバイル証券をサブ口座として個別株運用をしております。
ネオモバ投資は、サブ運用としてはめちゃくちゃオススメできると思います。
詳しくはこちらの記事にまとめておりますので、もし興味のある方はご覧ください!
ネオモバで個別株投資 2020年8月の運用実績
まずは2020年8月現在の運用実績をご覧ください。

株式合計 361,084 円
評価損益 +3,818 円
まあ、ぼちぼちといったところでしょうか。
私はネオモバによる個別株運用を今年に入ってから行っていますが、やはり投資信託とは違い、値動きが大きく難しいと思ったのが率直な感想です。
まずは、個別株でも長期で持っていれば元本がペイできそうな銘柄をまず運用してみようと考えました。
- 3023 ラサ商事
- 8591 オリックス
色々な投資家ブロガーやYoutuberさんを見ている人なら、誰でも知っていそうな銘柄ですね。笑
ただ、私なりに考えてこれなら墓場まで持っていける銘柄だと思ったので、ご紹介できればと思います。
3023 ラサ商事
企業URL:https://www.rasaco.co.jp/

結構プラスになっていますね。
始めての単元株化した株です。
ラサ商事は1月上旬に950円くらい?で5株くらい買い集めていましたが、3月の権利確定日に向けて無限ナンピンして取得価格を下げました。
いや、本当はナンピンはあまり推奨できないのですが、どうせ長期で運用するし、10万円程度で欲しいと思っていたのでいいかな、と。
結果オーライですけど、下降トレンドの時はいつ底値かがわからないので、一生下がり続ける可能性もあるので、本当にナンピンはオススメできません。結構しちゃうけど。説得力なさすぎですね。
ただ、このくらいの値段で買って、このくらい運用すればいいかな、と明確な数値があり、長期運用を前提にしているのならば、個人的にはなしではないかなとも思います。
このへんは個人の方針によるところが大きいですね。
ラサ商事を買った理由

購入理由は高配当+高優待利回りだからです。みんな大好きQUOカード。
(2020年9月18日、優待廃止を発表しました。ラサ商事IRリリース)
以下2020年3月の実績です。
(2020/8/15時点の株価 939円による計算)
権利月 3月・9月
配当金 1株あたり38円(2020年3月期)
配当利回り 4.04%
優待 QUOカード 500円 (3月の権利確定日の保有)
(1年以上の保有で1,000円)
優待利回り 0.53%
(1年以上の保有で1.06%)
配当+優待利回り 4.57%
(1年以上の保有で 5.11%)
配当性向 26%(2020年3月)
私の場合、仮に配当金・優待内容が現状維持の場合ですと、
85,900円 ÷ (3,800 × 0.8 + 1,000)円 ※ = 21.26・・・ ≒ 21年
85,900円 ÷ (3,800 X0.8) = 28.25・・・ ≒ 28年
(投資元金 ÷ 配当金+優待 = 回収できる年数)
※税金を20%として控除しています。
初年度のクオカード500円は誤差ですのでクオカード1,000円+年間配当金3、800円としてみております。
ざっくり21年28年保有していれば、いくら株価が暴落しようと元金を全て回収できる見込みです。
ではラサ商事が配当および優待をなくす可能性を考えてみます。(※2020/11/15加筆 さっそく優待なくなったじゃねーか!!!!!!!!!!)
ここで配当などがなくなったら、投資方針を変えないといけませんからね。
利益配分に関する基本方針
当社は、株主の皆様への長期的利益還元を重要な経営課題の一つと考え、安定配当を行うことを基本方針としつつ、企業体質の強化、今後の事業展開および内部留保の充実を勘案した上で30%前後の配当性向を維持できるように努力いたします。
内部留保金につきましては、中長期的な視点に立って、有為な人材の採用・育成を目指すとともに、新規市場の開拓や新規商品の開発などに充当し、事業の積極的展開・体質改善を図り、競争力の強化と企業価値の増大を図る所存であります。
ラサ商事㈱ IR情報ページより https://www.rasaco.co.jp/ir/stock03.html
つまり、長期的な目線で、利益の3割程度を株主に還元しつつ、企業が今後成長するために会社にも投資しますよ、という内容ですね。
配当性向をみれば、このコロナショックの中でも3割の配当性向で増配しており、今のところ配当・優待の改悪は考えなくても良いかと考えました。
また、ラサ商事には6つのセグメントがあります。
主力のジルコンサンド事業や、化成品などは不調であるものの、産機・建機、環境、プラント・設備工事、不動産は前年並みもしくは前年越えとのことです。
個人的には、特に産機部門のワーマンポンプに関する強み、また民間の土木需要がそこまで落ち込んでないことから、意外と堅調に推移するのでは、と考えております。
複数セグメントにおいて強みを持っているので、安心して保有できる株と判断し、単元株化しました。
※2020/11/15加筆
なんやかんやクオカードなくなってちょっと下がったけど、そこからの値動きは意外と安定しています。ただ、一時は1000円台を推移していましたが、そこまで戻すのはまだまだ時間がかかりそうですね。
私はセグメントが多角化しており、強みを複数持っている点で、やはり成長性はあると踏んでいるので、しばらくはホールドし続けるつもりです。今回で本当にクオカード・商品券の優待銘柄への投資はしっかり考えようとは思いましたが・・・。
8591 オリックス
企業URL:https://www.orix.co.jp/grp/

や る 気 マ ッ ク ス オ リ ッ ク ス
み ん な だ い す き オ リ ッ ク ス
優待のオオサンショウウオのぬいぐるみをもらうことで初めて真の高配当・優待投資家として認められるとかなんとか(大嘘)
多角化しすぎて内容が不透明、金融業なので不況時に下がりやすいなどで万年割安とも言われる株ですね。(数値上は割安かもしれんけど、それほんとに割安なの?とは思っちゃいますね。)
3月ごろ1200円を割った際に購入を検討しましたが、リーマンショック時の最安値が200円近くまで落ち込んでいることから、まだ不安があったので購入を見送りましたが、そこから反発。
また7月末にも1200円を割った際も、反発したことから、おそらく個人投資家の高配当+優待狙いでそのくらいのラインで買い支えが入ると見込み、このタイミングでちまちまと買い集め単元株化しました。
オリックスを買った理由
先ほども、1200円を割ったラインからは優待や配当目当てで買い支えがくると考えたこと。また、私もふるさと優待が欲しかったからです(単純)
高配当+高優待利回り、サイコー!
まぁさすがに色々情報はちゃんと探しましたが、2015年のチャイナショック(中国株式相場でのバブル崩壊)でも1300円台だったことを考えれば、1200円台は適正な価格と考えました。
また、優待等の改悪で株価暴落のリスクも考えました。ちょっと根拠となる資料は見つけられなかったのですが()、おそらくリーマンショック時よりは個人投資家の保有率はあがっていると考え、そう簡単に改悪はしないと信じております()
というかオリックスってリーマンショックの時も黒字だったし大丈夫っしょ!みたいな感じも正直ありました(適当すぎ(賢明な投資家の方はちゃんと材料拾ってくださいね。私はアホなので。
(2020/8/15時点の株価 1313.5円による計算)
権利月 3月・9月
配当金 1株あたり76円(2020年3月期)
配当利回り 5.79%
優待 ふるさと優待 カタログギフトBコース
※3月の権利確定日の保有
(3年以上の保有でAコース 10,000円相当との噂)
※2020年のAコースにオリックスホームゲームで使える10,000円相当の金券の記載あり
また、3月・9月に株主優待カードが貰えます。
※優待カードは1株ホルダーでも貰えます!
優待利回り 最大3.8%
(1年以上の保有で最大7.6%)
配当+優待利回り 最大9.59%
(3年以上の保有で 最大13.39%)
配当性向 32%(2020年3月)
※2021年度は50%を見込んでいます。
カタログギフトなので、正確な利回りとは言えませんが、
私の場合、仮に配当金・優待内容が現状維持の場合ですと、
3年目までで
127,700円 ー ( 7,600 × 0.8 + 5,000 ) *3 ※ 円 = 94,460円
(投資元金 ー 配当金+優待 = 3年目までに回収できる投資元金)
4年目以降は
94,460円 ÷ ( 7,600 × 0.8 + 10,000 ) ※ 円 = 5.87・・・ ≒ 6年
(3年目までで回収した分を除く投資元金 ÷ 配当金+優待 = 残りの回収できる年数)
ざっくり9年保有していれば、いくら株価が暴落しようと元金を全て回収できる見込みです。カタログギフトなので正確ではありませんが・・・。
ではオリックスが配当および優待をなくす可能性を考えてみます。ここで配当などがなくなったら、投資方針を変えないといけませんからね。
・・・・。
先ほども申し上げましたが、その線はかなり薄いと思います。
長期保有でお得な優待ですので、個人投資家を囲い込み、リーマン時の黒字なのに機関投資家に売られまくる状況を避けたいのではないか、と考えています。
投資の金言で、自分のわからないものには投資するな、とはいいますが、マジでオリックスなにしてるかわからん。ぶっちゃけ分析できなくない?、ここではどういったセグメントがあるかだけ確認しておきましょう。
セグメント | 事業内容 |
---|---|
法人営業・メンテナンスリース | 金融・各種手数料ビジネス、自動車および電子計測器・IT関連機器などのリースおよびレンタル、弥生 |
不動産 | 不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産のアセットマネジメント |
事業投資・コンセッション | 企業投資、コンセッション |
環境エネルギー | 国内外再生可能エネルギー、電力小売、省エネルギーサービス、ソーラーパネル・蓄電池販売、廃棄物処理 |
保険 | 生命保険 |
銀行・クレジット | 銀行、カードローン |
輸送機器 | 航空機のリース・管理、船舶関連投融資 |
ORIX USA | 米州における金融、投資、アセットマネジメント |
ORIX Europe | 株式・債券のアセットマネジメント |
アジア・豪州 | アジア・豪州における金融、投資 |
ざっくり言えばリースを中心として、不動産、国内外の金融、事業投資を行っている会社と理解すればよさそうですね(適当
当然、
金融→長期不況による貸し倒れリスク
不動産→オフィスの縮小化・ホテルなどの利用率低下
リース→レンタカー事業への影響・航空機リースへの打撃
とかなり景気に敏感であり、今後も楽観視は正直できないとは思います。
ただ、優待・配当が続けば10年程度で元本が回収できます。
いくら株価や市況を読み続けていても、無理なものは無理なので、これから10年握りしめて心中することを決意しました。
色々考えて長期保有するも、今買って好景気時に売り飛ばすのも、そもそも買わないのもあなた次第です。
※投資は自己責任です。私はアホなのでたぶん大丈夫だろうくらいのノリで買ってしまっています。まあ時には思い切りも大事でしょ。知らんけど。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ラサ商事はかなり真剣に考えて買いましたが、オリックスは結構ラフな気持ちで買いました。
ただ、ラサ商事に比べてオリックスのほうが個人投資家の人気・認知度が高く、好景気時の1,700~2,000円でも買われていたことを考えると、十分現状の株価で単元化して長期で持てるな、と考えました。
冒頭でも言いましたが、個別株投資は投資信託みたいにぽけーっとバイアンドホールドしにくいので、正直難しいですね。
私も最初は投資家Youtuberさんや、ブロガーさんのオススメ高配当銘柄を適当に買いあさって、楽天銀行の配当金受け取りプログラム(1銘柄の配当金受け取りにつき10円もらえる常設キャンペーン)と組み合わせて運用したら儲かるやん!wと思っていたら、大半が回収できないほど含み損になってしまい、そこからちゃんと投資方針を定めて勉強するようになりました。
たぶん人って痛い目見ないとちゃんと勉強しないと思うんですよね。
・・・それとも私だけですかね。笑
ですので、まずは少額で1株ずつ購入のできるSBIネオモバイル証券でのサブ運用をしてみて勉強してみるのがいいと思います。
また、私なりにネオモバのメリットと1株で優待が貰えるオススメ銘柄をまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
余談ですが、このお盆期間ではネオモバでスイングトレードにも挑戦してみました。
レーザーテックの決算後の大下げからのリバウンド(2株)、チェンジの決算ストップ高での翌日入り(1株)で、挑戦しましたが、見事+1,500円を勝ち取りました。やったぜ。
売買やチャートに関する知識がなさ過ぎて、上がるか分からなかったので、単元株というリスクはとれなかったのですが、1株単位だと単純に1/100のリスク・リターンで挑戦できるので、ここもメリットですね。
今回の売買益の1,500円でチャートの本を新たに買ったので、ちゃんと勉強しようと思いました。
やっぱり知識と行動のバランスが大切ですね。
( ^ω^)・・・
(こんなことするよりAI inside※買っておけばよかったとは言えない)
※決算後2日で1株が3万円から4万円以上に上がった株。OCR銘柄。
今後RPAが流行ってくると印刷物をテキストデータにする技術は必須だろうなあ。
※このブログを書いている2020年8月15日のぼくへ
今のAI insideの株価は1株93,600円だよ。
2020年11月15日のぼくより
だいぶ脱線しましたが今回の記事はここまで!
また次回の記事もよろしくお願いいたします!