書評

『ユダヤの商法』(著:藤田田)の要約・まとめ│【結論】「宇宙の基本法則」と「女と口」

こんにちは!ばっさー(@basa_228)と申します。

今回は、日本マクドナルド創業者 藤田田(デン)さんの著書、『ユダヤの商法』についての書評記事となります。

この記事や、本著を読むべき人は、ずばりビジネスに携わっている方すべてだと私は思います。

私なりの本著の結論は、『78:22の宇宙の基本法則から外れることなかれ』、これに尽きると認識しています。

これに加えて、ユダヤ人がどういった性格で、どんなビジネスをしているのかに触れて、ビジネスのあり方について今一度再考できる本だと思います。

それではさっそくレビューに移りたいと思います!

ユダヤの商法『宇宙の基本法則』

みなさんは、「パレートの法則」をご存じでしょうか。

例えば、

  • 会社の8割の売り上げは、その会社の2割の顧客からもたらされている
  • アリの集団では、8割が働き、2割が怠けている。2割の怠けものをその集団から除くと、8割の働いていたアリのその中の2割がまた怠けものになる

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

実は、この法則はユダヤの5000年の歴史によって裏付けられているというのです。正確にいうと、パレートの法則とは違うのですが、世の中はすべて「78:22の宇宙の基本法則」で成り立っている、というものです。

例1 正方形とその正方形に内接する円の関係

いきなり数学チックな話になりますが、まずは下の図をご覧ください。

辺の長さが10の正方形に内接する円を実際に書いてみました。

内接というのは、正方形の4辺に接している状態を指します。

そうすると、円の直径は10なので、半径は5になりますね。

正方形の面積・・・10X10=100

内接円の面積・・・5X5Xπ=25π≒78.5

よって、内接円の面積と、正方形から内接円を引いた面積の比率は、

78.5:(100-78.5)=78.5:21.5≒78:22

数学の世界にも78:22があることの一例ですね。

例2 空気の割合

我々が普段何気なく触れている空気、一番多く含まれている物質はなんでししょうか。

そう、窒素ですね。

窒素が空気中に含まれている割合はご存じでしょうか。

・・・・・約78%なのです。

酸素や二酸化炭素はその他の22%です。

例3 人間の体の水分量

もうここまで来たら、お分かりかと思いますが、人間の体に含まれる水分量は何%でしょうか。

正解は、新生児で78~80%だそうです。

ちなみに大人になると6割程度になるようです。

ちょっと話が違うじゃないか、とツッコミたくなりますが、ここでは生まれたときはやはり宇宙の基本法則に従っている!という風に結論づけましょう。

宇宙の基本法則はビジネスにも生かせる

上記の3つの例を見ていただければわかる通り、世の中の道理は「78:22の宇宙の基本法則」に従っているのだ!というのがユダヤ人の原則であるようです。

実際に著者の藤田さんは、金持ちの資産は世界中の資産の78%になるのだから、金持ちにダイヤモンドを売るんや!と決意。

当初は反対されたものの、予想を超える大反響でダイヤモンドは売れていくのでした。

このことから、藤田さんは「金持ちから儲けさせてもらう」ということを読者に伝えています。

ユダヤの商法『女と口を狙え』

ユダヤ人は2つの商品を持っています。

第一商品は「女性向けの商品」、第二商品は「食べ物」です。

より儲けられるが難しいのは、女性向けの商品なので、第一商品と置いているのです。食べ物は商才がなくてもできる分、儲けにくいのだとか。

では、なぜ女性を狙うべきなのか。

女性を狙うべき理由

今でこそ、共働きや働き方改革、アファーマティブアクション、男女共同参画社会など、社会が変わりつつある。当然、男性が家庭を守ることが増えてくることになんら違和感はない。

しかしながら、現状、まだまだメインの収入を旦那さんが稼いできて、奥さんがしっかりと家計を管理する、そのような家庭のほうがまだまだ多いのではないでしょうか。

なので、お小遣い制で自分だけをやりくりする男性よりも、家計を管理する奥さんに向けて、家庭全体に商品を売り込むことこそが、商売成功の原則なのだ、と藤田さんは言います。

口を狙う理由

もう一つの商品は「食べ物」である。

これは皆さんも想像に易いでしょう。

人間、だいたい1日3回、ご飯食べますよね?

食べて消費して、また数時間したら消費する。

絶対に人間が生きていく中でなくならない行動ですよね。

ばっさー的に思った最近の「ユダヤの商品」

で、ここまで来て思ったんですが、「女性向けの食べ物」って最強の商品じゃないですか?

実際に皆さんも、つい最近「女性向けの食べ物」流行っていたなあ、って感じませんでしたか?

・・・そう、タピオカですね。

その前は、パンケーキ

クリスピークリームドーナツなんかもだいぶ前ですが流行りましたね。

どれも社会現象を巻き起こし、大行列をなしていますね。

女性、特に最近は女子高生~女子大生のインスタブーム、フォトジェニックブームで写真とってよし、味よしのスイーツがバカ売れしていますよね。

あなたなら、次はどんな「ユダヤの商品」が流行ると考えますか?

ユダヤ人の性格

ここまで商売っ気の強いユダヤ人、いったいどんな性格をしているのか、気になりますよね。

この本には、しっかりとその点まで触れてあります。

3点にまとめてご紹介します。

ユダヤ人は契約の民である

ユダヤ教について、私はあまり詳しくないので簡略的に記しますが、 ユダヤ教の聖典は「旧約聖書」(旧約、新約のくくりはキリスト教観点らしいです。ユダヤ教徒からすると、単に聖書と呼ぶらしい)です。この約の字は、契約の意で、すなわち神との契約を表します。

つまり、ユダヤの人々は、契約を絶対に破りません。人間との約束も守ります。

なので、あいまいなことを嫌います。絶対にメモを残し、確実な契約を結びます。彼らはタバコの空き箱ですらメモ代わりに使います。

私も営業マンとして働いていますが、仕入先、得意先でもこの約束(契約)があいまい、適当な人は多いですね。きっちり納期を守る、できない約束はしない、書面でやりとりを残す。これだけでもデキる営業に近づけるのではないでしょうか。

ユダヤ人は数字に強い

彼らは数字に強く、特に暗算がものすごく早いそうです。だからこそ迅速な判断が下せるのだとか。

一方で、日本人は数字に関してとてもあいまいです。

例えば、日本人が「今日は暑いですね」というところ、ユダヤ人は「華氏〇〇度ですね」というそうだ。

何もここまですることはないでしょうが、特に私のような営業マンは、数字の扱いが下手くそだと、仕入先、得意先、会社に迷惑をかけることになります。

日ごろから数字を意識することを大切にしていこうと思います!

ユダヤ人は休息をしっかりとる

ここまできっちり働き詰めているユダヤ人をみると、なんだか仕事しかしてないのかと勘違いしそうですが、彼らはしっかり休息をとります。

人生の目的はあくまで快楽であり、働きすぎて健康を損なうことはよくないことと認識しています。

だから常に健康に気を使い、晩餐を2時間かけて楽しみます。

オンとオフの切り替えが大切だと痛感させられますね。

著者の藤田さんは、「病欠はズル休みだ!」といいます。ブラック企業かよ、と思いますよね。笑

しかし、藤田さんは、どうせ仕事を休むなら、堂々と休息のために休むことを推奨しています。

だからこそ普段の生活から病欠しないよう、健康に気を付ける必要がありますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ユダヤ人の商売のうまさは、ユダヤの商法の基本原則と、ユダヤ人の性格の相乗効果によって生み出されているといっても過言ではないですね。

まとめれば、ユダヤの商法『宇宙の基本法則』『女と口を狙え』をしっかり守り、数字を意識し、契約・約束を何よりも大事にしつつ、休息は思いっきりとって健康に生きる!

我々日本人はユダヤの商法を学び、実践する必要があるのではないでしょうか。

また、マネーリテラシーを高める本を他にもレビューしていますので、もしよろしければこちらも読んでいただければと思います!

今回の記事はここまで!

また次回の記事もよろしくお願いします!