書評

カフカ『変身』を読んだ感想!あらすじも会話形式で紹介│【海外文学初心者向け】

こんにちは!ばっさー(@basa_228)と申します。

今回は、フランツ・カフカ著『変身』についての記事となります。

本記事は

  • カフカ『変身』のあらすじが知りたい
  • カフカ『変身』をどう考えたか、他人の意見を知りたい

そんな人にオススメです。

読み終えた最初の感想としては

全部で100ページちょっとで、シンプルな構成になっているため、海外文学を読んでみたい!という方にはオススメになっております。

なお、私が読んだのは、新潮文庫から出版されている、高橋義孝さんの訳したものになります。

なお、本記事はネタバレを含んでいますので、もしネタバレがいやな方はブラウザバックをお願いいたします。

カフカ『変身』のあらすじ

簡単にあらすじを説明します。3部構成になっています。

  1. 第1章・主人公が虫になる
  2. 第2章・虫との共同生活
  3. 第3章・家族の幸せ

以下で各章を順に見ていきましょう。

第1章・主人公が虫になる

なんといっても冒頭から主人公が虫になります。

簡単にいらすとやの素材を使って会話形式にしてみました。(いるのかこれ?)

一応重要な登場人物と思しき人物はそれなりに拾いました。

主人公(グレーゴル・ザムザ)

朝起きたらなんか虫になってしまった。でも仕事いかなくちゃ。でもこのまま外でれんくね?さあどうすっか。

グレーゴルちゃん、お仕事どうするの?

妹(グレーテ)

お兄ちゃんどうしたの?具合でもわるいの?

支配人(ザムザの上司)

真面目なザムザくんが無断欠勤とは珍しい、心配で家まできちゃったぞ。

支配人さんも来てるぞ、はやく出てきなさい!

主人公(グレーゴル・ザムザ)

(あ、これもうアカンやつや)

わかったって!ちょっと具合が悪くて寝てただけです!もう出ますから!ちょっとほんとにまってください!

支配人(ザムザの上司)

何??人の言葉全くしゃべってないけどからかっているのか???

ここでザムザが鍵をあけて自分の部屋を出る。

主人公(グレーゴル・ザムザ)

本当にまじめに仕事するつもりなんです!これから仕事の準備して向かいますって!

支配人(ザムザの上司)

グレーゴルくんがでてきたと思ったら、化け物がでてきました。(逃亡)

たすけて~~~(逃亡)

化け物が、部屋に戻れ!!!

主人公(グレーゴル・ザムザ)

いやー、妹がこの場にいたら支配人さんにこのまま帰らせる選択肢はとらせなかっただろうな・・・。

今の家計は俺が支えてるけど、仕事クビじゃんこんなの。マジでどうしよう。

ここで一章が終わります。

第2章・虫との共同生活

妹(グレーテ)

兄が虫になってしまった。ところで虫はいったい何を食べるんだろうか。(毎日3食をグレーゴルの部屋へ運びながら)

主人公(グレーゴル・ザムザ)

いつも食べてたものはまずいのに、ごみみたいなものはうまいな。そういや家族会議してるな。盗み聞くぞ。

主人公(グレーゴル・ザムザ)

俺が家に入れていたお金で1年くらいは生活できるんか。しかし心もとないからやっぱり誰かが働かんとだよな・・・。

父は5年のブランクで自信を失っているし、デブになっちゃったし・・・。

母は病弱で家事もままならない、妹も17歳かあ・・・。

さすがにやばくない???

妹(グレーテ)

あれ、お兄ちゃん、もしかして部屋の中めっちゃ這いずりまわってない?それなら家具邪魔だよね。

普段お母さんをグレーゴルに会わせようとしないお父さんも今はいない!

1人で家具動かせないしお母さんに手伝ってもらお!

主人公(グレーゴル・ザムザ)

妹やさしすぎワロタ・・・。

ん?でもそれって人間としての尊厳、完璧に終わってね?完全にいま虫としての楽しみに気持ち全振りしてたわあぶねー!!

撤去中止してー!(隠れていた布から妹にアイコンタクトを試みる)

なんやあの斑点模様・・・って、きゃー!!!!(気絶)

帰ってきたら母が気絶していた。せっかくいい仕事について、頑張っているというのに・・・。

グレーゴルは俺を不快にさせるやつだ。

部屋へ戻ってろ!(リンゴをぶん投げる)

主人公(グレーゴル・ザムザ)

ぴえん(背中にリンゴを埋めながら部屋に戻る)

第3章・家族の幸せ

主人公(グレーゴル・ザムザ)

めちゃくちゃ後遺症残ってるんだけど。まだリンゴ埋まったままだし。

てかこの間も金策について話していたな。

家デカすぎて引っ越ししたいけど、俺をどうやって運ぶかが問題で進んでないよね?

みんな一生懸命働いているけど、家のせいで大変な思いしてない??

妹(グレーテ)

なんか働き始めたらめっちゃ疲れるし、グレーゴルにメシ与えるの面倒くさくなってきた

そういや家広すぎるから賃貸で貸し出すことにした。

3人借りてくれたし収入アップやで!

妹(グレーテ)

パッパ天才やん。私も趣味のバイオリンでお客さんを喜ばせるぞ!

主人公(グレーゴル・ザムザ)

妹のバイオリンは天才的なんだよな。

俺も実は妹のバイオリンの才能に気づいていたから、稼いだお金で音大に通わせたかったんだよな。

はえー、いい音楽やな・・・。もっと近くで聴きたいなあ・・・。

部屋を借りていた紳士たち

うわ!なんか気持ち悪い虫がいる!なんだこの家!出ていくわ!てかこんなのと一緒に住んでいたのか、おぞましい!損害賠償だ!

妹(グレーテ)

もうお終いよ!こんな奴をグレーゴルと信じていた私たちがおかしかったのよ!こんな虫さっさと追い出しましょう!

主人公(グレーゴル・ザムザ)

・・・。(ここで衰弱死)

お手伝いさん

あらやだ、死んでる。

じゃあ、引っ越すか。

そうね、そうしましょう。

ここで物語は幕を閉じます。

カフカ『変身』の感想

めちゃくちゃ時間かかった、疲れた

ここまでみて、だいたいの話の流れはお分かりいただけたかと思います。

私がカフカ『変身』を読んで一番印象に残ったのは

あの献身的であった妹の心境の変化です。

1章では、兄に何かあったのではないかと泣き、2章ではグレーゴルをとても思っていた妹が、3章では、グレーゴルを追い出すという決断をしています。

ここから思うことは、やはり自分の生活が安定しないことには、他者への心遣いは長くは続かないのだな、ということです。

また、母親の「グレーゴルに会いたいが、虫の姿を見るとおびえる」描写は、虫になってしまった事実を受け入れようとするも、できない葛藤にも思えます。

逆に、父親の最初から一貫して、虫になってしまった息子はお荷物なのではないか、という気持ちも十分にわかるような気がします。

いずれにせよ、他者を思いやる気持ちを持つためには、自分自身の心に余裕がないと厳しいと、改めて実感しました。

私は常々、お金に関することを考えているので、こうした文学ですら生活の余裕という、少し穿った見方をしておりますが、本著が語り掛けているメッセージは無数にあると思います。

たとえば、自分の大切な人が突然交通事故にあって、介護生活を余儀なくされたら・・・とかですね。

文学を読むことは、あまり普段考えないシチュエーションに対し「自分だったらどうするか」を振り返るきっかけになると思います。

私だったら、妹のような対応をとっていきたいですが、おそらく生活が苦しくなってくるにつれて、どんどん自分を中心に据える、視野狭窄が起こると思います。

そうならないためには、自らの生活を安定させるべく、何をしていくべきか、考えながら生きていきたいですね。

海外文学初心者におすすめな理由

何を隠そう、私が海外文学初心者で、面白く読めたからです。

今まで読んだ海外文学は

  • ドストエフスキー『罪と罰』(挫折)
  • シェイクスピア『ヴェニスの商人』
  • シェイクスピア『マクベス』

上記3作品のみです。

そして、その中で1番読みやすく、読了後にすっきりした感じがありました。

シェイクスピアは読み切ったあと、何度か答え合わせを読み返したり、調べながらやっていました。笑

登場人物の少なさ、何より100ページで読み切れるコンパクトさは、海外文学へのハードルを下げてくれます。

無料で読む方法

ちなみに古い作品のため、著作権が切れていますので、青空文庫で無料で読むことができます。

青空文庫でカフカの『変身』を読む!

なお、青空文庫はAmazonのKindle本としても発行されています。

スマホやタブレット、PCでも読むことができます。

Kindleでカフカの『変身』を読む!

アプリはこちらからダウンロード可能です。

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私は電子書籍を読むときはKindle Paperwhiteを使用しています。

本当に目が疲れにくく紙のような質感で気に入っています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

カフカ『変身』は、海外文学初心者でも読みやすく、無料で読むこともできるので、多くの人にオススメできるのでは、と思います。

様々な本を読んで、要約・書評をしていますので、ほかの書評記事もよければご覧ください!

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今回の記事はここまで!

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