こんにちは!ばっさー(@Basa_228)です。
この記事では入場料のかかる本屋として話題の「文喫」について、実際に行ってみて思ったことをレビューしていきます。
この記事を読むメリットとして
といった疑問が解決します。
私は入場料を払ってでも行く価値があると思いました!
- 入場料を払うことで、ベストセラーや話題の本を読むというよりは、今まで触れてこなかった本や、自分の直感でいいと思った本を手に取ろうとする、能動的な読書体験ができる。
- 中はとてもオシャレでインテリアやBGMに落ち着きがあるため、普通のカフェより読書に集中できる。
- 4つのブースに分かれており、それぞれ目的に会った使用方法ができる。
それでは早速レビューに移ります!
文喫(BUNKITSU)とは
文喫(BUNKITSU)とは、 地下鉄日比谷線・大江戸線六本木駅 3・1A出口より徒歩1分 にある
入場料のかかる、新しいスタイルの本屋です。
住所:〒106-0032
東京都港区六本木6-1-20六本木電気ビル1F
営業時間:9:00~23:00(L.O.22:30)
入場料:1,500円(税抜)
公式Webサイト: https://bunkitsu.jp/
入場料ですが、平日の19時過ぎに訪問したら1,000円(税抜)でした!
ホームページにも記載なく、その場で得した気分になりました!笑
どんな本が置いてあるのか
なんと3万冊もの本が置いてあるにも関わらず、1冊も被りがないというので驚きです。
ビジネス書で言えば、私も読んだことがある中で有名どころだと投資・ビジネスの大切さに気づく『金持ち父さん 貧乏父さん』や、自己啓発書の源流とも名高い、アドラー心理学の『嫌われる勇気』が置いてありました。
これらは私のサラリーマンマインドを大きく変えた2冊ですので、未読の方は是非読んでみてください。私もそのうち書評を上げたいと思っております。
他にもインテリアの本や、歴史学、宗教学、心理学、小説など多岐に渡って取り揃えております。
ブロガー界隈なら誰もが聞いたことのあるであろう、motoさんの『転職と副業のかけ算』や、なんと超有名バスケ漫画の『SLAM DUNK』まで置いてありました。
どうやらその時の流行っているジャンルに関しては、冊数も多いように感じました。
他ジャンルがあまり詳しくないのですが、ビジネス書でいうと
このあたりがパッとみたところ多かったかと思います。
店内の様子はどんな感じ?
おしゃれなカフェ(Wi-Fi付き)に本屋がある空間!
店内はおしゃれなカフェといっても過言ではありません。
また、2階にあがったすぐのところで飲み放題のコーヒー、煎茶がいただけます。
また、私がいったのが19時過ぎとのこともあり、
おいしそうなハヤシライスやパスタを食べている方もいました。
非常に空腹感を煽られました。笑
さらにはふかふかのソファーが置いてあるスペースなんかもあり、
ごはんが食べられて、コーヒーも無料で飲めるとなると、
もはや本好きの方は住めてしまうのでは?というくらいの快適空間でした。
また、入場の際にもらうバッジの裏にWi-Fiのパスワードが記されており、選書室、展示室以外のどこでもWi-Fiが使用できちゃいます!
そんな店内の様子をレポートします!
選書室
本棚が多数あり、心理学、ビジネスなど、ジャンルごとにある程度場所が決まっているので、それを基準に3万冊もの中から本を探します。
私が本を探そうとして驚いたのは、普通の本屋ではありえないような並べ方でした。
それは、違う本同士が平積みされていたのです。
例えば、『金持ち父さん 貧乏父さん』の上に、『嫌われる勇気』が積んである、みたいな状況です。
これじゃどこに何の本があるかわかりにくくてしょうがないですね。
その中で出会った本は運命的であり、これも新たな本との出会いを推奨している場だからこそのレイアウトなのかもしれません。
単純に店員さんが適当に片づけただけだった、とかだったらめちゃくちゃ恥ずかしいですね。笑
閲覧室
簡単にいうと、自習室のようなスペースです。
手元に読書灯があり、大きめの木製のテーブル、後ろには建築やインテリア、ファッションの資料集のような本も置いてありました。
ここはおそらくデザイナーの方が多く座られているような感じでした。
皆さんパソコンを使いながら、資料を読んでいる姿が見られました。
僕は普通に仕事帰りでスーツを着ていたので、
「ここは違うな」と一瞬で悟り、逃げるように別の場所へ移動しました。笑
研究室
大きな窓のある一室です。
机が1つにイスが8脚くらいあったかと思います。
私がいったのは夜だったので、六本木の夜の風景の中で読書ができるスペースです。
めっちゃおしゃれですよね!
僕はおしゃれすぎてそわそわしてしまい、すぐにでました。笑
2階建てなので、風景を一望とはいいませんが、
やはり普段の読書とは違う体験ができるスペースとなっております。
本について談笑したり、打ち合わせスペースとしての利用を推奨しています。
喫茶室
私が結局のところ落ち付いたのはこの場所です。
いちばん広いスペースになっており、人もそこそこはいますが、
テーブルもイスも数多くあり、1人で6人掛けのテーブルを悠々自適に使えます。
奥のほうにはさっきいったふかふかソファもありますし、
クッションがおいてあり、ごろ寝しながら読書できそうなスペースもありました。
さすがにごろ寝していい場所なのか分からなかったのでやめておきましたが・・・。
飲食の受付も、選書室も近いので、私みたいに集中力があまりもたないタイプの人間は、集中力が切れたタイミングでコーヒーを取りにいったり、別の本を探しに行けるのがいいですね。
展示室
ここは入ってすぐのところです。
無料で入れますが、他の場所と違って座る場所もなく、コーヒーなんかも飲めません。
企画・コンセプトを中心に雑誌等が並んでおり、
定期的に展示物が変わるようです。
個人的には、ここもおしゃれでいいとは思うのですが、ここだけで終わってしまうと、内装のおしゃれな本屋だな、で終わってしまいます。
どうせ文喫に行くなら是非入場料を払って、新しい本に出合う体験をして欲しいと思います。
思わず手にとってしまった本
いつもは実学よりな本を手にとってしまうし、話題になった本や、ベストセラーを手にとってしまう私ですが、逆にいうとそういった本は、ネットで情報が入ってくるため、わざわざ入場料を払った本屋さんで見ようとは思わなかったです。
その中でも
スウェーデン式アイデアブック
コピーライティングの本の近くに置いてあった一冊。
30項目の発想力に関するエピソードと2つの発想力を鍛えるクイズで構成されています。
正直ネットでこういった本を買うのは怖いです。笑
古い本ながら、あんまり評価ついてないですし、かといって普通の本屋だとゆっくりは読めませんし、そもそも狙ってこの本探してもおいてあるかがわかりませんよね。
しかしこの本、いままで読んだことない形式の本で、思わずパラパラとページをめくり続けてしまいました・・・。
1つだけ私が心に残ったエピソードを紹介すると
囚人のベビーフード
とある街では、若者が酒を飲んで暴れたり等、やりたい放題しており頭を悩ませていた。
留置所に入れたところで、罰を与えてもその内容を悪い仲間に自慢する始末。
そこで、罰を更に強化するのではなく、むしろ罰をなくして1晩だけ拘留させた。
そう、食事を「ベビーフード」にする以外は・・・。
※内容はうろ覚えです。(ちゃんと買えよ)
簡単に発想の逆転とはいいますけど、こうした具体的なエピソードを踏まえて、さらにこの項目の力をつけるにはこうした方がいいですよ、なんてアドバイスが右下にかいてあるんです。
このような30個のエピソードが、見開き2~4ページでイラスト付き、むしろ絵と同じくらいの文字数で展開されています。
あまり見たことない本だったので衝撃的でしたが、これも文喫だからこその出会いでした。
続編もあるみたいです。
せっかくなので2冊まとめて買おうかと思います。
まとめ
入場料がかかる本屋ということで、もの珍しさで行ってみましたが、私は2時間ほど滞在し、とても満足して帰ることができました。
読書好きの方はもちろん、デザイナー関係の仕事をされる方にも、作業スペースとして、新しい発想の場として使うのも面白いと思いました。
私ももしサラリーマンをやめたら、ここで毎日作業したいです。笑
平日限定にはなりますが、月額1万円で何度でも文喫を利用できる「文喫定期券」なるものもあるようです。
基本的には再入場ができないのですが、定期券を持っていれば再入場ができるので、
大きなメリットかもしれませんね。
そのほかにも、
- ギフトチケット(入場券)1枚/月
- 選書サービス1回無料 /月
喫茶メニュー割引(不定期・期間限定)
特典がたくさんあるようなので、興味のあるかたは
1度足を運んでみてはいかがでしょうか。
以上で文喫レビューを終わります!
また次の記事でお会いしましょう!